オーベルジュ・メソン オープンキッチン | Auberge Meson Open Kitchen

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コンセプト

大津市北比良のオーベルジュ・メソンのレストラン棟のキッチン改修計画です。
チャペル、客室『ハナレ』に続いてのご依頼です。
もともとはクローズドキッチンだったのですが、お客様からすればどんな人が作ってるのか分かりません。またレストランからすれば、お客様とのコミュニケーションが希薄になって独りよがりのサービスに陥る危険性があります。これを解消してレストランとお客様の「コミュニケーション」を図るのが狙いです。
カウンター席を作ってシェフとお客様が直接会話をするのではカジュアルすぎるので、「厨房内のアクティビティを客席側に伝えること」「客席の反応をダイレクトに感じられるようにすること」を目標とし、間口をできるだけ大きくとって、4mのオープンキッチンへと改修することになりました。
今回の計画では、決して「デザイン自体」が主張するものではなく、あたかも「以前からそこにあった」かのようなデザインが必要だと考え、できるだけ「デザインしない」ように心がけました。
とはいえ、いつも以上にデザイン処理には気を使いました。
レストラン全体が太い丸太を使った、重厚なカントリーテイストの空間なので、その素朴・質実・クラシックな雰囲気を壊さないよう、落ち着いた色味の家具にしました。素材感だけが強調されるよう自然石の石張り壁を使って、周囲と融合させました。厨房横の壁だけは、お客様の視線が自然に集まるよう印象的なガラスモザイクを使いました。
厨房のほかにも、トイレの出入口がレストランに面していたことも問題だったので移動しました。
レストランから離れたところに作るようにしたので、気持ちのリセットが出来るよう、デザインのテイストも少し変えました。
女子トイレは少しクラシックなテイストを残しながらもモダンな雰囲気を取り入れ、男子トイレはクラシックな雰囲気は休憩してモダンなスッキリとした空間にしました。

建物概要

主要用途 :飲食店厨房、便所
所在地: :滋賀県大津市北比良1039-45
URL: http://www.meson-box.com
施工面積 :58.21u
構造・規模 :木造2F建て
施工 :(株)上原工務店
設計期間 :2015.10〜2015.12
施工期間 :2016.01〜2016.02
写真撮影 :Stirling Elmendorf

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