| 主要用途: |
住居兼アトリエ |
リノベーションでもっとも大切なことは、既存の空間が持っている魅力をいかに引き出すかである。
自邸兼アトリエとして計画されたこの住戸は、マンションとしては広めの庭がついていたので、「屋外と屋内とが融合した空間」を最大の課題とした。
もとは4LDKであった間取りを、1つの大きな空間(アトリエ兼LDK; A+LDK)と寝室のみの1ALDKとした。そうすることで、各部屋から切り離されたようであった庭がA+LDKと一体感を持ち、実際の部屋面積以上の広がりを得ることができた。
天井は張らずにコンクリートの躯体そのまま。床はモルタルに表面強化剤と樹脂ワックスを塗っただけ。工場のようなハードでラフな雰囲気の空間。壁はペンキ塗り仕上げ。
キッチンは厚さ1mmのステンレス板を使い、ハードな使用に耐えるとともに、見せるキッチンとしてA+LDKのシンボルとした。 |