神園町の家|本棚のある家
先日、某雑誌社から取材をお受けしました。

今回取り上げていただいたのは、8年前に竣工した「神園町の家」。
本をこよなく愛するご家族のための住まいです。
今回のテーマは、「本棚のある家」。
設計の際にお聞きしたのは、とにかく本が多いということ。
なんと、以前お住まいだったマンションの6帖の一室が、すべて本で埋まっていたそうです。
しかも、大切な本たちはすべてクリアBOXの中。
「せっかくなら、背表紙をずらーっと並べて見せたい」
そこで、
「全部並べると、どのくらいの棚の長さが必要ですか?」
とお聞きして、実際に一冊ずつ測っていただきました。
その答えは……
67m!
さらに、これからも本は増え続けることを想定し、できる限りLDKの壁面を本棚で埋め尽くしました。
ずらりと並ぶ本棚は、単なる収納ではありません。
本を手に取る人。
その本について話す家族。
本棚を眺めながら過ごす時間。
そこから、自然と会話が生まれていきます。
8年経った今も、この本棚が家族の暮らしの中心にあることを知り、設計者としてとても嬉しく感じました。

本棚は、この家の収納であると同時に、家族の居場所。
そして、そこから生まれる会話。
間違いなく、この家の中心となるスペースです。
(さ)
2026-09-15 | Posted in BLOG