点検

去年の夏に竣工した「五色山の家」の一年点検に行って参りました。
事前に、「特に問題ないよぉ」と施主殿から言われていたのですが、
工務店さんとじっくりと点検して参りました。
築40年ほどのマンションのリフォーム。
無垢のホワイトパインフローリングの状態は
心配していたスキもソリも余り無くなかなか良好でホッと安心。
クロスのスキが少々目立ったところがあったので、
補修項目として挙げました。
竣工当時は完璧！と思っている箇所もやはり年数が経つといろいろあります。
その時々に丁寧に補修すると、今後のメンテナンスも軽度で済みます。
竣工を迎えた物件が増えるとメンテナンスの件も増えるの「ウぅ～」っとなるのですが、
その際にいろいろ生活の状態を垣間見れたりお話を聞けることが、
今後の設計に反映でき、我々にとってはそれが肥やしとなり大事な学習材料となります。
今回の五色山の家では、小上がりを作って畳スペースを造りました。
掘り込み式のテーブルは、ご主人の贅沢な書斎となって快適だそうです。

「造ってよかったぁ」とおっしゃって下さいました。
うれしかったな。。。
(さ)