神園町の家
写真 福澤昭嘉
コンセプト
住まい手はご夫婦とお子さん1人。
ご夫婦とも多趣味で、まずはお茶が趣味ということで、茶室を希望されていました。
またお二人とも大のマンガ好きで、壁一面の本棚も希望されていました。
他にも趣味が多くて所持品が大量にあるため、面積・階数に算入しなくても良い小屋裏収納もご希望でした。
これらのご希望にたいして、一階に水廻りと茶室、主寝室を設け、日常的に長く過ごすLDKは2階に設けた計画としました。
LDKの一角にワークスペースを設けて大容量の本棚を作ったので、漫画や本に囲まれて過ごすことができます。
キッチンは調理スペースを1m以上取っていますが、これは、釣りが趣味の奥様が1m級のタチウオを捌けるためです。
茶室は、正しい作法ができるよう955mmの本畳、床柱は赤松の皮付、床框はヒノキの錆丸太とし、極力オーソドックスな意匠としています。
建物概要
主要用途 | 専用住宅 |
所在地: | 西宮市神園町 |
敷地面積 | 132㎡ |
延床面積 | 134㎡ |
構造・規模 | 木造2階建/在来工法 |
施工 | (株)越智工務店 |
設計期間 | 2018.09~2019.08 |
施工期間 | 2019.09~2020.04 |
写真撮影 | 福澤昭嘉 |