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越後妻有アートトリエンナーレ2012 一日目

朝7時前に自宅を出発。
(さ)はいくつになっても旅行の前は興奮して一睡も出来ない。
今回も案の定であった。


JR大阪駅から北陸本線サンダーバードと特急はくたかに乗ってJR直江津駅に到着したのがお昼過ぎ。
レンタカーを借りて一路会場になっている十日町方面へ車を飛ばす。
今回のアートの祭典は6つのエリアで繰り広げられている。
今回は、会場から少しばかり離れたところで車を借りたので、宿泊先も考えて大きく一周廻れるような道順でザクっと日程を組んだ。
直江津→松代→十日町→川西→中里→津南→松之山
とまぁこんな感じに・・・。

エリア間は車で20分程度かかり、その中の山々の中に作品が点在している。
山間の道は狭くてレンタカーの小回りが効く軽自動車がなかなか優れものだった。

直江津から先ずは松代エリアへ

今回はじめて目にしたの作品は、
[儀明劇場-倉] 
[儀明劇場-花として 1と1000の器]
 作家:中瀬康志

今季で取り壊しが決まっている作品。
深い緑のなかに真っ赤な橋が異様に鮮明でよかった。
手摺が無いこの橋は高所恐怖症のアカンタレのアタシは到底先っぽには行けなかった。

松代に車で到着したのが午後3時過ぎ。
なんとか今日中に松代エリアを制覇したかったが少々無理っぽいので、作品としてけっこう期待している[脱皮する家]は最終日に残して一路まつだい駅周辺へ急ぐ。

まつだい雪国農耕文化村センター [農舞台]
設計:MVRDV

4本脚の出入口から2階の展示場へ上がる。
真っ赤な空間、真緑な空間、真っ青な空間。
色の構成がオランダか?
今年は[里山アート動物園2012]なるものが開催されていた。
ちょっと不気味な動物たち。


いいよいいよーこんな感じ。

作品:「棚田」
作家:イリヤ&エミリア・カバコフ

雑誌などで想像していたよりもずっと大きい作品でびっくりした。
そして、このテキストの重なり方がこうなっていたのねの驚き。

作品:「花咲ける妻有」
作家:草間彌生

これはおもったより半分くらいの大きさだったのでちょっと残念。
しかも、作品の廻りに安っぽい花が植えられて柵までしちゃってトホホ。


今、空前の彌生ブームのため?
作品に触られなかったのがこれまた残念。

棚田を老体に鞭打って登る。
雨が降った後で足元悪し。
もう少しでハジメ君はずっこけるところだった。
この旅唯一の一張羅のズボンが、一日目にして危うくえらいことになるところだった。

作品をつなぐ遊歩道がなかなか考えられておーるのが関心。
後で、コレも作品であったことに気付く。

作品:「遊歩道整備計画」
作家:CLIP

作品:「観測所」
作家:牛島達治

いささか歩きつかれたアタシは撮影班に廻る。
遠くでハジメ君が写真を撮ってくれとアタシを呼ぶ。
なんやねん?
ズームイン。


はいはい43歳。

作品:「砦61」
作家:クリスチャン・ラピ

木を取り囲む漆黒の像がかっこよかった。
普通に建築の外構にも使えそうだな。シメシメ。

9月に入ってスコンと日の落ちるのが遅くなった。
6時を過ぎると日がかげってくる。
そろそろお開きにしますかと十日町の宿へ車を走らした。

3泊4日の旅ゆえに宿泊代もバカにならないので、
最初の2日は安宿に。最終日はちょっとばかし贅沢な宿を予約した。
ちょっと安すぎたか・・・。
お部屋にトイレが無かった。
学生以来のこの状態。
まっ、しゃーないか。
でも料理はとっても美味しかったのです。

2012-09-04 | Posted in OLD BLOG

コメント2件

 モノスタユーキ | 2012.09.11 22:08

旅レポートありがとう。
三年前にも行ったのだけどね、見てない所がたくさんあって参考になります。
それにしても、ハジメ君43歳。シェ~! が似合います。
ちなみに、三年前、私は松代ですっころびましたさ。

 sakiko | 2012.09.12 11:21

コメントアリガト♪
モノスタチームは二回目なんだぁ~
スゴ~イ(^.^)
数日前から、琵琶湖でビエンナーレスタートしてるからそっちも行きたいのよね。
こんどの連休、楽しんできてね♪
旅の報告待ってます(*^_^*)
アートって楽しいねぇ~

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