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オーナーの想い、我々の想い、そして建築というカタチへ

先日、新築工事実施設計中ののエステサロンのオーナーY氏より画像と共に、
一通のメールが届いた。
設計に直接ではなくとも、
私の想いが少しでも届けば・・・と・・・。

お客様で10代の多感なときに肌荒れがひどくなられた方が、
Y氏を尋ねられてこられた。
お母様と共に来られ、
どの病院にも断られて最終的に藁をもすがる思いで来られたとのこと。
かろうじて学校へは行かれていたものの、
廻りの目線が気になり、精神的にも追い詰められておられたとのこと。
Y氏は、顔の施術と平行して、精神面のケアも始められたとのこと。
日数はかかったものの見事に完治されたらしい。

「エステ」
とてもきらびやかなイメージがある業種。
ただ、表面だけの世界では決して無いのだと。

店舗設計が続いていると先日ここに書いたが、
オーナーの想いを上っ面だけで判断して設計するのではなく、
プラン、デザインはモチロンのこと、使う素材、色、質感も全て、
吟味して選択するよう心がけている。

2012-12-19 | Posted in OLD BLOG
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