コンクリート試験
再び「梅ノ木の家」の現場です。
今回は、地下基礎スラブ打設のためのコンクリート試験の立会いでした。
もちろん、施主兼構造事務所家族一同?出席されました。
ミキサー車から生コンクリートを手押し車に入れて、
スコップでよく練り直した後に試験開始です。
まずは、スランプ試験です。
これは生コンクリートの流動性を調べる検査です。
バケツのような入れ物(スランプコーンといいます)に生コンクリートを入れ、
棒状のもので叩いたあとで逆さにしてスランプコーンを抜き取り、
コンクリートが下がった長さがスランプ値です。
次に、空気量測定です。
空気量測定では、コンクリートの流動性と圧縮強度を検査するものです。
今回の梅ノ木の基礎スラブのコンクリート試験結果は、
スランプ15.5cm
空気量3.6%
でした。
基礎のスランプ適正値15cm
空気圧適正値が「4.5±1.5%」
いずれも合格でした。
次にに塩化物イオン濃度測定です。
これは、コンクリート中に含まれる塩化物イオンの濃度を測定し
、鉄筋の錆びの発生のしやすさを検査するものです。
こちらも適正値をクリア。
最後に圧縮強度試験です。
圧縮強度試験は、テストピース6個分の生コンクリートを採取し、
28日間水中養生して28日経過後にコンクリート圧縮試験機にかけ、
強度を割り出します。
以上でコンクリート検査終了です。
コンクリートミキサー車に子供たちがワクワクしながら
凝視しておりました。
今週末には壁配筋工事。
来週には地下壁のコンクリート打設と進みます。
(さ)
2015-08-26 | Posted in OLD BLOG