客人に寄り添えるお店を目指して

10月から企画・設計に携わっている滋賀県の某飲食店の改修工事。
少しずつばらしますと、今回はクローズな厨房をオープン化するため、
厨房をリニューアルする案件でした。
今回のコンセプトは「あったかい料理を出すお店」
現在の閉鎖された厨房では、客人からもシェフからも内外部の様子が伺えれない。
どういう人が、この料理を作っているのか、
どういう人が、この料理を食するのか・・・。
それをオープン化することによって、
気持ちのこもった「あったかい料理」を提供することを希望されました。
お話を頂いた当初は、小手先だけ(厨房部分のみ)でプランをしていたのですが、
どうしてもしっくりこない。
・・・で、隣接するトイレ部分も巻き込んプランを初回にプレゼンをしました。
コストを含めて総合的に判断していただこうと設計概算書も持参しましたが、
恐らく予想を遥かに超える金額に当初は唖然とされました。
しかし、絶対的に自信があるプランでしたので、我々も説明に熱が入りました。
その後、数回の打合せを費やし、プランや仕上の見直しを経てコストを大幅に下げ、
ようやく設計のＧＯがかかったのでした。
現在、年明け早々着工を目指して黙々と実施設計図を作成中。
コレまでに類をみないタイトなスケジュールですが、がんばります。
(さ)