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クローズな日曜日

6時半起床。
昨日は食事から帰るなりベッドへ。
いつ寝ちゃったんだろう状態の二人。
旅は10日間。たまる一方の洗濯物を早朝から洗う(さ)
洗濯洗剤にタライに洗面器まで常備のAsumoアパートメントホテル。
本当によく出来ているお方でした。
今日のメインはアアルト設計のヘルシンキ工科大学。
ただし一つ不安なのが日曜日に開いているのか?大学が・・・。
まっ。開いているやろと出発。
まー。迷いに迷いました。
ガイドブックには102番のバスで20分と書かれてあったのに、無いんだなー102番が。
で、仕方なくバス乗り上級者の我々は乗り継ぐことに・・・。
まずは中央駅附近から出ている65番から501番に乗り換えるとええんやろとバス路線図から読み解き迷い無くバスに乗り込む。
が、どこだここ状態のところが終点。501番のバス停も無い。
これ以上迷うのも危険なので仕方なく一旦中央駅に帰ることに。
既にお昼を過ぎており、仕方なく駅前のマクドで昼食。全く芸が無い。
「気を取り直して再チャレンジ。バスはリスクが高いと判断。最寄まで電車で行って残りをバスに乗り換える作戦。○○駅まで電車。駅舎の建物がまったくない。電車のホームとバスターミナルのホームが共有されていた。おもろい駅に感心するも、目指すバス停がない。またしても失敗か!?
ふと、視線を上のほうにやるとハイウェイが。。。そう、ハイウェイの上に停留所があったんです。
無事550番?のバスに乗りオタニエミへ。
バスに乗ること約10分。おお、有名な扇形の講堂が見えてきた。

先日感動したセイナッツァロの村役場と同年代の作品。写真をカシャコン、カシャコンしながら、期待に胸を膨らませていった。が、無情にもエントランスには土日休みの文字。

オー!マイ、スパゲッティ!
二人、落胆の中外観のみカシャコン。
近くにあるはずの礼拝堂を探そう、と気を取り直そうとするも、メンバー約一名が息も絶え絶えに。相見えることなく退散、バスに乗り込む。乗り込んだとたんに突然のスコール。運がいいんだか悪いんだか、複雑な心境の中リベンジを誓う我々だった。
中央駅に戻った我々は、遅れを取り戻そうと、すぐにフィンランディアホールに向かった。
雨は時折ふっとやむことはあってもまたすぐに降り出す。ホールに着いたときも雨。
雨が我々のモチベーションを下げたのかもしれないが、なんだか、でかいだけの退屈な建物であるように感じた。ま、中に入れなかったのでディテール観察ができなかったのが一番大きいんでしょうけれど。
今回の旅でつくづく思ったのは、ディティールにこそ神が宿るということ。建物の良し悪しは、構成とか機能とかいろいろあるけど、これらは当然必須の条件なんだけれども、手で触れたり間近で見たりする部分にいかに魂を込めるか、にかかっていると感じた。」
 ※「」部分ハジメ日記より抜粋
その後の我々は、えーい今日は一般観光客にまぎれて観光じゃー!
 (れっきとしたわたしらも一般観光客ですけど・・・。)
と、今回の旅程では行くつもりがなかったスオメリンナ島へ船で渡る。
ヘルシンキ市街から船で15分のユネスコの世界遺産の島である。
思いのほかのちょこっと船旅が良かった。
ほんの30分強の島内観光で島を後にする。
前半から猛ダッシュの旅に心身ともにお疲れモード。
本日は早めにアパートに帰って、前に買っておいたボリューミーなサーモンのバターソテーをメインにビールということに。


(さ)

2010-09-19 | Posted in OLD BLOG
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