瀬戸内国際芸術祭2013-3日目 小豆島
旅程3日目。
今日も始発の船に乗り込む。
一路小豆島へ。
高速船で約30分。
8時半に土庄港着。
小豆島は大きい。
またアートも東西南北に点在しているためレンタカーを事前予約していた。
ここで痛恨のミス。
(さ)免許証忘れる。
スマンハジメ。一人で運転しておくれ・・・。
確信犯じゃね?という疑惑をかけられつつもナビに徹することとなる。
棚田が美しい肥土山(ひとやま)/中山集落地区がスタート地点。
[わらアート]
アート:武蔵野美術大学
前年度大人気のマンモスのお次は恐竜・・・。
もうひとつ「ゴリラ」も見学。写真無し。
四週を山々に囲まれたこの地区。
The田舎な風景に包まれながら散策。
少々風変わりな建物にぶち当たる。
何なに?と徐に左側入り口へ・・・。
[中山農村歌舞伎舞台]
なんと、約300年の伝統を誇る歌舞伎会場だった。
段々に石積された場所が客席。
係員らしきおじさんに話を聞くと、1年に1日だけの5月3日に実際に上演されるらしい。
舞台も茅葺屋根も国の重要文化財とのこと。
けっこう感動し、かなりの時間滞在。
のちの工程に響いたことは言うまでも無い。
車を少し走らせる。
山の谷間に突如として現れる竹のオブジェ。
[小豆島の光]
アート:ワン・ウェンチー
内部は巧妙に織り上げられた竹から差し込む日の光が本当に美しかった。
しばし休息。
靴を脱がなければならなかったのが幸いして、
ずーっとず-っと青竹踏み状態であった。
これもまた意図されたものか!?
いや、ちゃうやろ・・・。
集落を後にし、今回の旅のメイン的な存在である福田地区へ。
小豆島の北東。肥土山(ひとやま)/中山集落地区より車で約30分。
[葺田パヴィリオン]
建築:西沢立衛
側面より
上部より ※どこから撮影したのかは内緒
材質は「鉄」。
用途は、福田小学校隣の神社境内に計画されているカフェレストランのパビリオン。
2枚の薄い薄い鋼板の隙間は大人だと屈まないと歩けない高さである。
たまたま居合わせたちびっ子達が走り回っているのが印象的だった。
↑分かりやすい看板
ここでお昼の時間。
小学校の体育館を利用した仮設に出来た「福田アジア食堂」にてランチ。
島の特産物ばかりの食材で作った美味しい定食をいただく。
行きたいところに先ずはたどり着けて一安心。
あとは、船の時間まで廻れるところ車で移動。
[醤(ひしお)の郷]
ヤマロウ醤油の醤油蔵を見学。
何ともいえないイイ匂い。
公共トイレ
建築:島田陽
[Ueki camp]
建築:ドット・アーキテクト
地元の建材で地元民が簡単に作れる集会所がコンセプト。
なんと工事額300万円らしい。
地元のおばちゃんが作った地元のお野菜の料理をもてなされる。
他に、草壁港。三都半島一周。
ふぅ~。
半端なく廻ったなぁ。
今日もどっぷり疲れて乗船。
目覚めれば高松港。
帰りに高松ラーメンで締める。
(さ)