瀬戸内国際芸術祭2013-5日目 女木島、男木島
とうとう最終日。
本日中に神戸に帰るので近場のために残しておいた女木島(めぎじま)、男木島(おきじま)を巡る。
先ずは女木島。
そして当然のことながら始発の船に乗り込む。
船と連動して、[鬼が島大洞窟]行きのバスに流れ込む。
急勾配のS字カーブが続く。
大昔に人工的に創られたと言う洞窟の中に映像アートがマッチングしていた。
[カタツムリの軌跡]
アート:フィリップ・アルタス
そして、洞窟からの帰りのバスを途中下車して港までの数キロを徒歩であちこち見て廻る。
[段々の風]
アート:杉浦康益
焼き物アート
[女根/めこん]
アート:大竹伸朗
少々お下劣な大竹ワールド
[20世紀の回想]
アート:禿鷹噴上
船型のピアノ
頼んでも居ないのに何故か全ての作品でポーズを決めてくれるハジメ君。
[MEGI HOUSE]
アート:愛知県立芸術大学
[カモメの駐車場]
アート:木村崇人
作品がちょっと少ない女木島。
でもここには[オオテ]がある。
オオテとは、冬の厳しい海風から住民を守るために創られた石積塀のこと。
黒い石がかっこいい~のである。
今日のランチは動くアートを見ながら食事ができる「レストラン イアラ」にて洋食おば。
小豆島特産のオリーブオイルの香りが益々食欲そそる瀬戸内魚介のパエリア
ランチを終えた後、船で20分の男木島へ移動。
男木島は少し尾道に似ている。
階段が多くって家々がひしめき合ってて猫も多い。
到底車は乗り入れられずに完全歩き。
今日は、今回の旅で初めての雨の日。ちょっと残念。
曲がりくねった小道のあちらこちらにアート作品が出没。
地図を見ながらあっちこっち。
雨だし坂道だしちょっと過酷だからか行きかう人はちょっと険しい顔。
だけれでも美しいアートは心を癒す。
[記憶のボトル]
アート:栗真由美
きれかったなぁ~。
光にあたるガラス瓶がキラキラしてて。
[時の廊下]
アート:西堀隆史
暗い室内にくまなく取り付けられた和傘。
灯りと影の作品。
[タイム・チューブ とき まき つつ の家]
アート:川島猛とドリームフレンズ
カラフルな雑誌を巨大な万華鏡から覗き込むと不思議な世界が。
[SEA VINE]
アート:高橋治希
陶器でできた繊細な花のオブジェ。
猫たちの島。
どんだけおんねん。
15:55
名残惜しく高松行きのフェリーに乗り込む。
これにて瀬戸内国際芸術祭、建築とアートの研修旅行は終わり・・・。
・・・ではなかったのである。
以降、時間のある方は引き続き駄文をお読み下さい。
今回、妙にスムーズに事が運びすぎた感があった(さ)。
最後にやってくれました。
当初、19:30高松港発のジャンボフェリーで神戸へ帰る予定でした。
少し早めにフェリーターミナルへ行っときましょと19時前にタクシー飛ばしてターミナル着。
で、徐にチケットカウンターに出向くとおじさんとチケット売り場のあんちゃんが揉めている。
よくよく聞くと、19:30発神戸行き便が土、日曜日には無かったのである。
そう、最終便は16:30。
しぇ~。あたしらも勘違いしてたやんかいさぁ~
ネットで調べなおすとちっちゃく書いていた。
ヤラレタ・・・。
次の便は1:00am発。
待つしかない。
そうと決まれば、快適空間を探す貪欲な我々。
テレビ前のこう立地条件の椅子を陣取る。
オットマン用の椅子も体よく配置。
そして、テレビのチャンネルをカウンターの人に「楽天-巨人戦」に替えてもらう。
図らずも乗船を逃した我々は、同じく船を待つ人たち数人と、
手をたたき声を上げながら楽しく観戦し、
まー君の登板に驚き、
楽天勝利を真剣に喜び、
そのあとの「ミッション・インポッシブル」をしっかり見届け、
気持ちよぉ~く1:00発の船に乗り込んだと言うわけ。
お後がよろしいようで・・・。
ご清聴ありがとうございました。
(さ)