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高知建築研修旅行 ~2日目~

美味しい朝食からスタート。

4人ともごはんおかわり。

元気に9:30出発。

先ずは高知市内をジャックする。

「龍馬の生まれたまち記念館」

龍馬のまちを考える建築士グループ設計

2004年竣工

けっこう街中なのに木材を多用している外観。

調べてみると「燃えしろせっけい」による準耐火構造であった。

今回の宿(オーベルジュ土佐山)の設計者は細木茂氏。

この建築士グループの方々も含めて建築界の土佐派というらしい。(ハジメ情報)

なかなか細部のディティール凝り凝り系でいろいろ勉強になった。

いざ車は高知駅に。

内藤廣氏設計。

川口衛構造設計事務所・

2008年竣工。

よっ。高知のカラトラバっ!

入場券を買ってプラットフォームからも見学。

その後街中に戻り、

はりまや商店街アーケード。

艸建築工房設計。

1998年竣工。

アーケードに木造は珍しい。

かなり年数が経っているのに綺麗なのは木材だからかな。

途中「ルイ・ヴィトン高知店」乾久美子氏設計。2003年竣工。

を横目に、一路雲の上のまち梼原(ゆすはら)へ。

雲の上のホテル

隈研吾氏設計。

1994年竣工。

写真は、レストランとギャラリーをつなぐ渡り廊下。

想像していたより小ぶりなボリュームだった。

「薬湯温泉」のノボリに惹かれてレストランに付属している温泉で入湯。

ほっこりしたところで車を少し走らせ、またまた隈氏作品2連チャン。

梼原町総合庁舎

2006年竣工

雲の上ホテル別館マルシェ梼原

2010年竣工。

何れも「もえしろ設計」なんでしょね。

藁部分はどういう解釈なんだろう?

そして、ココまで来て時刻は15時半過ぎ。

当初予定では無理と思っていた愛媛は「伊丹十三記念館」へ。

閉館18:00/入館17:30ギリギリ日が落ちる前に到着。

中村好文氏設計。

2007年竣工。

去年、たまたま番組で宮本信子さんがこの記念館のことを話してらして、

たまにご自分も居るって言ってられたからどうかなぁ?と思っていたら、

残念ながら一週間早かった。来週の日曜日に来られるみたい。

中庭を巡る回廊から入る展示室はなかなか見ごたえがあった。

中庭の木は中村氏がたまたま見つけられたと言う二股に分かれた1本のカツラ。

伊丹さんと宮本さんがよりそう感じがいい感じ。

後で物の本を読むと、設計を宮本信子さんが好文さんに頼まれるときに「伊丹さんのお家のようにしてね」
と言われたそうでなんとも住宅スケールでいい感じでした。

ふぅ~。

ここでミッションクリア。

すっかり日は暮れて帰宅の途。

今回も巡ったなぁ~。

J様ほんとに運転オツカレサマでした。

寝るまい寝るまいと思いながらも合間合間にコクンと。

K夫人。

楽しかったね。美味しかったね。また行こね。

(さ)

2014-02-17 | Posted in OLD BLOG