2013/10

OLD BLOG 2013-10-31

瀬戸内国際芸術祭2013-2日目  直島

瀬戸芸の朝は早い。
目覚まし時計は5時にセッティング。
いつもと違い瞬時に起床。
部屋でパンとスープの軽い朝食をすませて7時40分直島行始発の港に急ぐ。
既に行列。なんせ一番人気の直島。客人の国際色も豊かである。
今日予定していた「地中海美術館」。
事前にネットで時間予約していたので若干待たされたもののスムーズに来館。
ゲートをくぐってから完全写真撮影アウト。
カメラも透明袋に入れなさいとの徹底ぶり。

ここは今回初めて。
THE安藤建築でありました。
最近何をみてもときめかない安藤建築もここはなかなかすごかった。
(↑えっらそうによう言うわ。)
何を展示するか分からない公共的な大型美術館より、
アーティスト/作品が当初から決まっている個人美術館の方が断然面白い。
続いて徒歩数分でたどり着く、
[李禹煥(リウファン)美術館]
アート:李禹煥
建築:安藤忠雄

ここもはじめてだった。
分かりにくぅ~いエントランスが良かった。
正直、あら?コレだけ?感は否めなかったけど・・・。
(↑えっらそうによう言うわ。第二段。)
直島内はバスが30分ごとに周遊してくれるので比較的回りやすい。
あと、一箇所に複数の作品が集まっているのも良い。
大型美術館が3館もあるのも人気の一つだろうな。
ベネッセ村を後にして本村地区の家プロジェクトへと移動。

[護王神社/アプロポリエイトプロポーション]
アート・建築:杉本博司
いつだったか中谷美紀がナビゲーターの直島の番組でとりげられていた作品。
思わず自ら中谷美紀風にナレーションしながら観て廻る。
廻りに誰も居なくて良かった。
ウロウロしていると係員の人に呼び止められて、地下の石室にも入れるという。
幅40センチ・くらいの細長い洞穴を10数メートル進んで石室へ。
幻想的な空間に浸る。

[石橋/ザ・フォールズ/空の庭]
アート:千住博
内部はカメラ撮影禁止.
直島の家々の外壁は黒い。
ほとんどが焼杉貼り。
黒い外壁はエッジがシャープになるので凛としていてなかなか良い。

[ANDO MUSEUM]
建築:安藤忠雄
改築とのことだったが、内部はコンクリート打放しの壁と光の世界。
見ごたえ充分。

[南寺]
アート:ジェームズ・タレル
建築:安藤忠雄
2回目の来館。
前回訪れたのが約15年前。
しっかりネタバレされているのに今回も新たな驚きがあった。
人間の記憶と言うのはいい加減なものである。
特にアタシは・・・。
移動中のバスから垣間見れた屋根だけの建造物。ハテ・ナンジャラホイ?

[風と水のコックピット]
建築:三分一博志
(仮称)直島町民会館で検討中の屋根の6分の1のモックアップだそうで、
直島の特徴的な風の流れや豊かな伏流水、温暖な気候などを、
実際の自然を体感できるように屋根部分が可動できるような構造になっている。
残念ながら、土、日のみの開館だそうで中には入れなかったが、
近くの[三分一博志建築構想展]にて詳細が理解できた。
三分一氏が建築に多用する「エナジースケープ」という言語。
循環する地球のエネルギーがもたらす景色、またはその循環のプロセスそのものを意味する言葉らしい。
2009年の六甲山展望所(後の「六甲枝垂れ」)コンペで敗北してから(←言い回し方は自由だ!)
気になる建築家の一人。
絶対的なコンセプトが力強く圧倒される。
日が暮れ行くのがめっきり早くなった11月。
帰りの船便も気になり、4時頃宮之浦へバス移動。
とは言え、まだまだ貪欲に建築&ARTを巡る。

[宮浦ギャラリー六区]
アート:緑川洋一
建築:西沢大良
市街地のかつての中心施設であったパチンコパーラーのファサードの保存し、
ギャラリーへと変貌した建築物。
そして、最後に前回同様またまた船を待つ間にひとっぷろ。

[直島銭湯-Ilove湯]
アート:大竹伸朗
めい一杯巡りめぐった直島ともさよ~なら。
そして船からの絶景に感動。

少々お疲れの我々。
夕食は大衆的な居酒屋にて一杯。
・・・のつもりがお酒が進んじゃって進んじゃって、
少しばかり酔いが廻ってほろ酔い気分でホテルへ。
(さ)
 

2013年10月31日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-30

瀬戸内国際芸術祭2013-1日目  神戸→高松→犬島

旅の前日は興奮して一睡も出来ない私。
案の定、今回もそうだった。
おかげさまで4:00am起床に成功し、
(そりゃず~っと起きてんだもの…)
無事に6:00am神戸港出港のジャンボフェリーに乗り込んだ。
神戸~高松間チケット4枚つづりで5,900!安いっ!
高松着は10:30am。
4時間半の船の旅は決して長くはなく、
とりあえずホテルは押さえたっ!だけの我々にとっては旅の予習のためのありがたい時間であった。
当初3泊を予定していたけど、どぉ~も日数が足らなさそう。
自由人の我々。「そん時は延泊だっ!」と心に決めて、
それでも何とか日数分に詰め込んで旅程を組んだのであった。
今回2度目の瀬戸芸(昨今、こう略すらしい)。
今回も前回同様、拠点を高松にした。
決して本数が多くない船の乗船時間との戦いである瀬戸芸。
一日一島のスケジュールを組んだ。
1日目 犬島
2日目 直島
3日目 小豆島
4日目 豊島
5日目 女木島、男木島
と、まぁこんな感じ…。
いよいよ高松港入港

さてさて瀬戸芸最初の島は石の島。犬島。
高松港から小豆島/土庄港で乗り継いで約1時間の今回最北島。
ぐるりと島を一周しても2時間ちょっとで回れるという、
なんせ島の住人が50名という小さな島。
到着がちょうどお昼時。
先ずは腹ごしらえ。
   
ランチ-trees犬島店
オリジナルビール&カレーをいただく。
お天気良好。
歩き出すと少々暑く着込んだ上着を脱ぐ。


家プロジェクト「A邸/リフレクトゥ」、「S邸/コンタクトレンズ」]
アートディレクター:長谷川祐子
アート:荒神明香
建築:妹島和世
前回に加えてラウンドタイプが新築されていた。
建物内のアートも変貌。
なんとも美しい・・・。
犬島は、点在する数々の妹島さんのデザインにふれるのが嬉しい。

木製ウサギちゃんは大分とくたびれていた。

いちいちカッコイイ家々の外壁。
綿密に構成して素材をパッチワークしているよう。
そして2度目の来館。


[犬島精錬所美術館]
アート:柳幸典
建築:三分一博志
前回行ったし、時間がなかったらやめとこうと舐めたことを言っていた我々。
乗船までの時間がたっぷりあったので行くことに。
行列ゼロ。我々だけだったのでじっくりと観覧できた。
前は非常に来館者が多く、見落としていたところも多々あった。
ほぉー。ほぉーと連呼。こうなっていたのねと感心しきり。
行って良かった公文式だったのである。(あっ、スミマセン。つい・・・。)
すこしばかり時間をもてあまし気味だった犬島。
今日は旅の初日。
いつも暴走気味の我々にはちょうど良かったかも。
早めに高松に戻り、ホテルのチェックインを済まして
記念すべき1日目の夕食へと向かう。
高松名物骨付き鶏と言えば「一鶴(いっかく)」さんにて

おいしかったなぁ~
(さ)

2013年10月30日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-29

お知らせ

10月30日~11月2日まで
研修旅行に行って参ります。
行き先は瀬戸内国際芸術祭。
香川県の島々です。
いろんなものをインプットして来ようと思っております^^
(さ)

2013年10月29日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-28

焦ってます・・・

明後日から研修旅行だというのにノドの調子がイマイチです。
なんとなぁ~くしんどい感じ。でも全然仕事はできる状態ですけど。
ちょっとヤな感じです。
気合だけでは直りそうに無いので、即効性ありそうなドリンクを買ってみました。

猶予はあと1.5日!
(さ)

2013年10月28日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-27

ホームパーティ

日曜日。
ちょっとばかしお久しぶりの友人達と我が家でホームパーティ。
その間に結婚した人、大病をした人、いろいろてんこ盛りの話題に、
泣いたり?笑ったりの楽しい時間でした。
今月はなぜかやたらホームパーティづいてました。
お店も良いけど、お家での宴は時間もお金も気にせずにすむから良いです。
(さ)

2013年10月27日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-26

外観と内観と

姫路のプロデュース会社にて[大善町の家]の施主打合せを行う。
本日の打合せに望むまで何回かメールのやり取りなどをしているので、
今日は比較的時短できるだろうと思いきや、
やはり4時間少し費やしてしまう。
家作りはこだわればこだわるほど時間はかかる。
しかし手をかければかけるほど満足のいく仕上がりになるのは確か。
また、充実した打合せ時間が我々のテンションも上げていくのである。

現設計での外観。
大分とダークな外壁色となりそう。

内観は自然素材を多用する予定。
無垢フローリング(これは既に一般化か・・・。)
紙壁紙など等。色味もアースカラーでまとめるつもり。
自転車で来られた施主殿。帰りにランチをご一緒した。
次回は各メーカーショールームの見学会を約束してお開き。
(さ)

2013年10月26日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-25

図面作成&資料整理

一日、明日の打合せ準備に追われる。
2、3日前から喉が痛い。
風邪薬や栄養ドリンクとか飲んでもなかなか治らない。
今週中には治さなくちゃ
(さ)

2013年10月25日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-24

図面作成

外出が無く比較的電話も少なく来訪者も無い日は図面めっちゃ進む。
(さ)

2013年10月24日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-23

カット

頭がモリモリしてきたのでカットに行ってきました。
(さ)はここ3年ほど同じ人に切ってもらっています。
正確に言うと20代前半の頃からチョコチョコカットしてもらっていたのですが、
(さ)が髪を伸ばし始めてすっかり美容院に行かなかったりして足が遠のいていたのですが、
ここ数年はベリーショートが定着してきましたので、
1ヵ月半から2ヶ月に1回のペースで行ってます。
三宮の神戸市役所の裏手にある[no one elce](ノーワンエルス)さん。
オーナーの富永氏にいつもお願いしています。
もうお付き合いが長いので、特に要望は伝えずにおまかせしています。
なので、最近これまた定番になっているカラーリングも仕上りまで何色にされているのか分かりません。
けれども絶対的に信頼していますので安心なのです。
我々もそうなりたいなぁと・・・。

今回はちょっぴり秋色です。
(さ)

2013年10月23日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-22

秋休みの計画


午前中、(さ)は西へ打合せ。
(は)は東へ打合せ。
午後からは実施図面&詳細検討。
朝、夕は肌寒くなってきたけれど、日中はまだ日差しがキツイ。
来週は、遅ればせながら[瀬戸内国材芸術祭]に行って参ります。
会期は11月4日まで。ギリです。
神戸港より船で高松まで往復するつもりです。
前回は2泊で全然足りなかったので、今回は3泊の予定です。
それまでにいろいろ調整しなくちゃなのです。
(さ)

2013年10月22日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-21

ファサード


[梅ノ木の家2]のファサードです。
上空から見るとHの文字のようなプランなのです
(さ)

2013年10月21日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-20

打合せ

はて、前回の打合せ日はいつだったか・・・。
じぇじぇ!(←少し恥ずかしくなってきた)6月ってかっ!
なんだ!この牛以下のスピードは!
さてさて、[梅ノ木の家パート2]の打合せを、
ちょいと趣向を変えて私のフェイバリットプレイス「大阪グランフロント」にて行う。
朝10時からINするも目指すサンワカンパニーさんが11:00オープンなので、
最近お気に入りのインターコンチネンタルホテル1Fカフェにて打合せスタート。
その後場所を変えて(あっ、サンワさんね)打合せ続行。
ランチタイムもとらずに終焉は18時前となる。
軽く8時間ね。
まぁ、約4ヶ月ぶりのの打合せとしては早い方よねぇと施主夫妻と労をねぎらいあう。
消費税UP問題が過ぎた我々にとって最早、縛りがなくなり無法状態。
あらゆるところを凝りまくりだした施主と我々。
凝れば凝るほど、図面を描けば書くほどコストアップに確実に繋がるとわかりつつ・・・。
ヤバイ。これはサグラダファミリア状態になるぞ。
支援金箱持って街に立たなければ!
かくして、仕切りなおしてスケジュールを練り直し、
しかもこのプロジェクト始まって依頼の次回の打合せ日も決め、
大阪の街を後にしたのであった。
(さ)

2013年10月20日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-19

残業

明日の打合せのために最終調整。
打合せの前日はいつも深夜までの作業になる。
特に決めた営業時間は無いけれども、
さすがに夜の10時を過ぎた辺りから残業しているなぁと思う。
なんとか終電には間に合いました。
(さ)

2013年10月19日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-18

食べる人

本日43歳の誕生日を迎えました。
もうバリバリの40代です。
40代になって富に変わってきたことは、
だれかれ構わずお話が出来るようになりました。
まぁ、昔からその気はありましたが最近ひどく?なってきました。
と言うわけで、
仕事を早めに切り上げて社長とお鮨をよばれてきました。

JR尼崎南。友人に教えていただいたお店。

名物。鯵の手まり寿司。

お造りの盛り合わせ。
平目。秋刀魚。縞鯵。トロ炙り。

ガシラの煮付け。
美味でした。
ごちそうさん。
(さ)
 

2013年10月18日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-17

創る人

只今図面作成真っ最中。
そんな中、事務所の電話鳴る。
前の家のご近所さんで、しかも偶然共通の友人が居た、
これまた世間って狭いよねぇで仲良くなった少し年下のS君が事務所に寄ってくれるとのこと。
お昼ごはんを事務所でどう?と誘ってみる。
彼はカバンの職人さん。またの名をバックデザイナー。
新作が出来たとの事で、何故か知らないけれども我々の意見を求めにやって来た。
ったく偉そうにバンバン批評してみる。
それを素直にメモする彼。

主に革製品を得意とする彼は、皮のことなら何でも知っている。
素材の知識、全体構成、縫製の難しさやら何やらかんやらカバンの世界も大変そう。
なんしか何かを創る人間は大変なのである。そう、我々も含めてである。
色々と刺激を受けた今日この頃。
気がつけば3時間ばかし過ぎていた・・・。
わぁーーー。図面、図面っと・・・。
(さ)

2013年10月17日 | Posted in OLD BLOG

 

OLD BLOG 2013-10-16

先生へ

8年前。
まだ、事務所を設立しておらずにフリーの設計屋だった私。
ある設計事務所さんの物件の現場監理をしていた。
大阪土佐堀にある、築100年近く経つ眼科病院の改装工事である。
昭和レトロでどこかアール・デコを感じる重厚な鉄筋コンクリートのビルだった。
大阪でも珍しい建物なのか、よくドラマの撮影に使われたとのこと。
院長先生はスラリとした長身で音楽をこよなく愛す70代前半の紳士でらした。
当時30代前半だった私の憧れの人だった。
新しい病院で不要になったからと、待合で使われていたベッドになる椅子2脚と、
レコード収納用のアンティーク家具を頂いた。
今でも我が家のリビングで使わせてもらっている。
その先生が昨年、病によって他界されたとの悲しい知らせがあった。
遊びに行こう行こうとおもっていたのになぜ行かなかったのか残念でしかたがなかった。
その後、奥様とお電話で話した。
まだ亡くなられてから日が浅く、どうしたら良いのか分からないのよと悲しみに伏されていた。
その奥様から先月。先生の一年祭のご案内が届いた。悩まず即返信した。
そして今日。大阪の某有名ホテルの最上階のホールでそれが執り行われた。
隅の方でひっそりと参加させてもらおうと思っていたのに、
円卓の奥様の隣の席に案内される。しかもフルコースを頂く。(オニギリを頬張ってから挑んだのが悔やまれた)
ティータイムでは生前に親交のあられた歌手の菅原洋一さんのミニコンサートを聴く。
先生に値なんだ選曲とやさしい歌声に涙が伝った。
初めての方々と囲む席は終始緊張の時間だったが、
場を楽しみ微笑む先生の姿を感じる素敵な時間だった。
(さ)

2013年10月16日 | Posted in OLD BLOG