アバンギャルドチャイナ
中国アートは独特の空気感を持っていた。
それが少し怖くて、なぜか悲しい気持ちになってしまって、
早々に出てきてしまった。
(さ)は小学低学年の頃、
その昔に戦前祖父の仕事で上海に住んでいたことがある祖母に付き添って中国に行ったことがある。
1979年。
日中平和友好条約が結ばれた翌年の春のことである。
人々はまだ国民服を着ていた。
スカートなんてデパートの店員さんしかはいていなかった。
お気に入りの紺色のプリーツスカートを私は目立つのが怖くてズボンにはきかえた。
上海動物園に行くと切符を売る人から握手を求められた。
遠いところから走って握手を求めにくる人もいた。
こんな私になぜ握手?と思いながら小学生の私は応じたように記憶している。少し怖かった。
ちょっとトラウマになっているのかな?
(さ)
2009-01-31 | Posted in OLD BLOG